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虫王国の女王ディジラン 登場弾 第28弾 フライハイ レアリティ UR 属性 風 種族 インセクト アビリティ 虫の号令 パワー 6400 ディジラン「お願いします、どうかディントを止めてください……」 虫王国を統べる女王。虫王国の王子ディントの母。 夫は既に亡くなっている。 虫人間ではなく、高い魔力を持っているため人間の姿に変化することができる。 虫の軍勢による騒動は彼女が引き起こしたものと思われていたが 実際は身動きが取れないように虫の城の一室に閉じ込められており、騒動とは無関係だった。 息子であるディントを心配しており、彼の暴走を止めるよう羽少女ピーラに頼んだ。 別バージョン 名前 登場弾 虫王国の女王ディジラン 第28弾 フライハイ 名前 コメント すべてのコメントを見る
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カナゲッチョ レベル:数 24-29:1-3 構成 名前 種類 レベル 初期付与 使用技 カナゲッチョ 蛇 24-29 噛みつき、毒噛み、噛み破り・壱、噛み破り・弐、防御、呼び出し、捨て身の攻撃、鱗つぶて、痺れ鱗、呪いの鱗、防御呪詛・弐、攻撃呪詛・弐、詠唱付与・壱、攻撃付与・壱、攻撃付与・弐、防御付与・壱、防御付与・弐、喝破、結界・弐、結界・参、罰当たり・弐、呪い・弐、活身・序、治療・弐、全体治療・壱、蘇生・壱 特徴 生命:1100くらい 生息地域 越後:ほーリ:北西砂浜 2pop、にーリ:北東砂浜 2pop、へーヲ:北西 2pop、ほーヌ:中心 2pop ドロップアイテム 軍事クエスト:蛇の肝 材料、他:皮革、蛇眼 入魂材:天河石+2、蛋白石+40、蛍石+2 その他情報 名前 コメント
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last modified 2009年11月30日 (月) 05時49分34秒 突然!マッチョマン タイムアタック ルール スタートボタンを押してからゲームクリアまでの時間を測定 スタッフロールの後、画面にENDの文字が出たらストップ 順位 タイム 達成者 達成日 備考 1 23:18 杉村きく蔵 2008年12月5日 2 24:56 アルゼンチンくん 2008年12月4日 3 42:31 ロゼ 2009年10月19日
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オープニング|七姉妹学園|ゾディアック|春日山高校|ムー大陸|ギガ・マッチョ|青葉公園|スマイル平坂|GOLD|空の科学館|岩戸山|蝸牛山|カラコル|4神殿(金牛宮の神殿|獅子宮の神殿|天蠍宮の神殿|宝瓶宮の神殿)|七姉妹学園(終盤)|天の川|シバルバー 廃工場(通路|搬入口|工場1|工場2|管制室 & 事務室|倉庫|制御室|役員室|隠し部屋|廃液処理場) 噂の収集(噂スキル)|ギガ・マッチョ 噂の収集(噂スキル) 契約悪魔から噂スキルについて収集し広めてもらう種類:ジャックフロストは凄いスキルを使えるらしい 種類:ジャックフロストはアトミックブフーラを使うらしい(威力は弱いらしい) 種類:ジャックフロストはアトミックブフーラを使うらしい(威力は強いらしい) ギガ・マッチョ マップ 出現悪魔 1F・店員と会話CDを購入できる 5F・FM公開スタジオで会話イベントリサが一時離脱 ギガ・マッチョの外へ自動移動 上へ|次へ
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EXIT-85 FUJIYAMA 2 2011年7月31日(日) 会場:富士山頂 登山客10,000人(満員) 当日の天候は雷雨、登山中には地震発生。 試合中には雹が降った。 三州ツバ吉、マッド光一、326 VS ペドロ高石、ドラゴンソルジャーLAW、マッチョ・マイケルズ ○マッド(8分57秒 リングアウト)マッチョ● 【再試合】 ○マッド(0分07秒 TKO)マッチョ● ムーンサルトプレス
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マッチ棒 [公式ページでの紹介文] 漫画に夢中になりすぎて彼女ができない [出演国] ボリビア,ペルー (参加地点:ウユニ~) [出演放送回数] 6回 [思い出に残った場面] マッチ棒が告白し、ラブワゴンを去る時プレゼントとして贈った漫画(隠し文字いり)がとても印象的でした。(by まっぴぃ) [心に残ったセリフ] [結果] マッチ棒からりんごへ告白。NG。 ※このページは誰にでも編集できます。 追加したいデータ等ありましたら、ご協力のほどよろしくお願いします。 編集して追加したコメントには(by ハンドルネーム)を入れるようにしてください。
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虫姫さまふたり part34-324~329,341,350,359,370~371,376~380,382,394 324 :虫姫さまふたり(オープニングストーリー1):2007/11/20(火) 22 53 15 ID sBB1n4AV0 未解決リストに「虫姫さまふたり」があったから投下開始。 STGですからね、ストーリーは凄く薄いですよ。 各面の背景なんかもちょこっと書いていこうかと思ってます。 このゲームのストーリーは前作の「虫姫さま」から直接繋がっています。 なので、その辺の解説もちょこちょこと混ぜながら書いていきたいな、と。 オープニングストーリー1ページ目(公式からのコピペ) 今とは違う時間軸。 恐獣が栄える辺境の地に、ニンゲンの里がありました。 気位の高い女王ラーサが治める、うたかたの里。 人々は恐獣と共存し、小国ながらも平和な生活を送っていました。 あるとき、里は甲獣の襲撃を受けました。 この地域では見慣れない昆虫種です。 甲獣は、その大きな身体で人々の住家を潰し、ニンゲンに有害なレヴィセンスを 羽から振りまき、里をめちゃくちゃにしました。 国を守るために立ち上がったのは、ラーサの第一王子・アキ。 アキは恐獣を従え、甲獣相手に戦いを挑みました。 戦いは長期化しました。 一体退けても、すぐにまた別の甲獣が襲ってくるからです。 次から次へと現れる甲獣……。 その原因を突き止めるため、アキは一人、甲獣たちの神が棲むと言われる シンジュが森へと旅立ったのでした。 アキが国を空けてしばらくして、甲獣の攻撃はやみました。 けれど、アキは戻ってきません。 女王ラーサは、愛する息子の帰りを待ちました。 気が遠くなるほど長い月日を待ちました。 数多い王子の中でも、勇敢で聡明なアキは女王にとって特別でした。 自分の跡を継ぐのはアキしかいない。 アキはきっと帰ってくる。 全てが解決しアキが国へ戻ったら、王位を継承させようと心に決めていました。 しかし、シンジュが森の捜索隊からもたらされたのは非情な報告でした。 アキはホシフリの里の娘レコによって殺されたというではありませんか。 325 :虫姫さまふたり(オープニングストーリー2):2007/11/20(火) 22 56 39 ID sBB1n4AV0 このオープニングストーリーには前作の重要人物が出ていますが、 その辺の解説はコピペが全部終わってからやります。 オープニングストーリー2ページ目(公式からコピペ) 「よくも、私の大事なアキを殺したわね!ぬぅ、小娘めっ、絶対許さない!」 女王はすぐにシンジュが森への出兵を考えました。 シンジュが森は甲獣の支配する森。 森は危険なレヴィセンスで満たされており、真っ向から戦いを挑んでも勝ち目がありません。 女王は閃きました。 「ここは単純なパルムを行かせて……クックックッ」 捨て駒として挙げられたのは、まだ幼さの残る八番目の王子パルム。 パルムは純粋で素直で母親を慕っていましたが、女王にとってアキ以外は 大勢の息子の中の一人でしかありませんでした。 「心優しいお前の兄は、シンジュが森に棲む醜い女に残虐非道な手口で殺された」 女王はパルムをあおり、告げました。 「シンジュが森からレコをおびき出して来れば、お前に王位を譲ろうではないか」 母王の提案はパルムにとって思いがけないチャンスでした。 兄の敵を討つための大役、しかも王位を継承することで 自らの寿命は延び、地位も得られる……。 「母様、僕、絶対にその女を連れて来るよ!」 翌朝、パルムはお気に入りの恐獣を駆り意気揚々と シンジュが森へ出発しました。 ……王位を継承できる子は他にもいる。 一人くらい毒にやられても問題ない。 そんな女王の思惑は露知らずに。 326 :虫姫さまふたり(プロローグ):2007/11/20(火) 22 58 49 ID sBB1n4AV0 プロローグは時間軸ではオープニングストーリー2の後になります。 プロローグ(公式からのコピペ) ホシフリの里の娘レコは森の神アキを倒し、 シンジュが森の維持神となり後を継いでいました。 キンイロの傷もこの地で暮らすうちに癒え、レコも心を取り戻しましたが、 ここ最近何か胸騒ぎがするようです。 そんな中、レコはいつものようにシンジュが森を散歩中に一人の少年に出会いました。 そこには少年が大きな動物を連れて倒れていたのです。 「ねぇ、大丈夫」少年の顔を覗き込むレコ。 目を覚まし、少年もレコの顔を見つめました 「ここは・・何処?」少年はレコに問いかけました。 「ここはね、シンジュが森って言うの、でもニンゲンは入れないはずなんだけどなぁ。」 「わたしはレコ、この森を守護する神さまなんだよ。」 レコがそう言うと少年は驚き、堰を切ったように話し始めました。 水晶の海の奥にあるという【うたかたの里】に行かねばならない。 そこが少年の故郷で甲獣に襲われて大変な事になっていると・・・。 そう言い放った少年の名前はパルム。 パルム 「君が本当に神様ならその企みを止めることができるはずなんだ。」 レコ 「それってわたしに協力して欲しいってこと?」 パルムはコクンと頷く。 レコ 「う~ん困ったなぁ、この森を留守にしたら迷惑がかかりそうだし・・ 困っている人を見過ごす訳にもいかないしな・・」 レコは悩んだ末に決断しました。 「よしっ!決めたっ、わたしの力が役立つのなら協力するよ。 アキだって許してくれるよね、きっと。」 レコ 「ところで後ろの大きな子は?」 パルム 「あぁ、僕の友達の恐獣ハイローだよ、僕をここまで運んでくれたんだ。」 レコ 「そうなんだ、よろしくね!ハイロー。」 パルム 「じゃぁ行ってくれるんだね、その、かっ、かみ・・。」 レコ 「レコでいいよ!パルムっ。」 パルム 「えっ、えっと、じゃぁレコちゃんで、エヘ。」 こうしてレコとパルムはシンジュが森を後にし、旅に出るのでした。 しかし神様不在のシンジュが森が、この後大変なことになるのを 今のレコには知る術もなかったのです。 327 :虫姫さまふたり(登場人物紹介1):2007/11/20(火) 23 16 40 ID sBB1n4AV0 レコ(姫)(年齢15歳、と公式には書いてある。若くなってないか?) 主人公。 元ホシフリの里のお姫様。生贄に捧げられたので恐らく里では死亡認定。 今ではシンジュが森の維持神様。 維持神となってから年を取らなくなったとかいう話をどこかで聞いた気が。 神とは言っても、肉体的には人間のまま。服装は激しく変わりましたが。 彼女が持っていると思われる能力は、 「甲獣達をある程度制御する」(由来不明) 甲獣があまりにも興奮している場合は制御不能になる。 また、彼女がシンジュが森を離れすぎると制御が利かなくなる。 「甲獣の心を読む」(彼女がつけている髪飾りの力) これもやはり相手が興奮しすぎている場合は無理になるようです。 パートナーのキンイロとはこの能力で会話をしているようです。 「レヴィセンスの毒を無害化する」(彼女がつけているブレスレットの力) レコは前作のオープニングの時点で既に致死量のレヴィセンスを浴びています。 ブレスレットをはずしてしまうと恐らくすぐに死んでしまうのでしょう。 「キンイロをパワーアップさせる」(由来不明) レコを守る甲獣キンイロは彼女の力でパワーアップしています。 前作と比べると角が成長しているらしいです。 攻撃能力も恐らくパワーアップしているのでしょう。 「超強肩」(人間だった頃から) 敵にサクレツの実を投げつける強肩は相変わらずです。 また、今作のサクレツの実には「神様の力」が込められていて威力が 上がっているとかいないとか(体感的には大して変わりません)。 328 :虫姫さまふたり(登場人物紹介1-2):2007/11/20(火) 23 23 24 ID sBB1n4AV0 レコとキンイロを一緒にすべきだったと後で後悔。 キンイロ レコが乗っているキンイロの甲虫のような甲獣。 レコを守る事が使命。実は凄く小さい頃からレコとは友達同然に育っていた ふしがある(パズルゲーム虫姫たまより) レコの神様の力で角が3本になったらしい。 ゲームの中で彼が飛ばしている弾は全て「レヴィセンス」の塊と思われます。 329 :虫姫さまふたり(登場人物紹介2):2007/11/20(火) 23 36 39 ID sBB1n4AV0 パルム(9歳) もう一人の主人公。 前作のラスボス「アキ」の弟の一人。アキの事を慕っているようです。 母親ラーサに「レコがアキを殺した」と吹き込まれて レコをシンジュが森から誘い出すためにシンジュが森にやってきました。 レコとは違ってただの人です。 ただ、乗っている恐獣に火を吐かせる(ボムや通常弾)ことはできるようです。 「ハイロー」 パルムが乗っている恐獣です。 赤ちゃんの頃は灰色だったため「ハイロー」という名前になったそうです。 ゲームでの彼は青い皮膚です。 パルムの杖から力をもらうと火球を吐く事ができるそうです。 (多分通常弾やボムの事だと思います) 341 :虫姫さまふたり(人物紹介3&用語解説):2007/11/21(水) 22 41 14 ID ahlizUJ20 クリアしたのがずいぶん昔なので、微妙に間違ってるところが あったりするかもしれないですけど、ツッコミ歓迎します。 一応ネットで調べながら記憶を補完していますけど。 「ラーサ」(年齢不明) パルムの暮らしていたうたかたの里の女王です。 パルムの母親でもあります。 女王って言ってますがどっちかというとジャバ・ザ・ハットに近いです。 息子であるパルムは血筋だけを見れば王子様という事になりますが、 彼女はパルムのことを全く愛していません。 というか、凄い数の子供がいます。彼女が愛しているのはアキだけです。 アキ(既に死亡・年齢不明) 前作のラスボスで、レコの命の恩人であり明言はされていませんが 恐らくレコの初恋の人です。 また、パルムにとっては敬愛するお兄様です。 前作でレコに倒され死亡しましたが、消滅したわけではなく、 幽霊のような存在として存在し続けています(普段は見えないようです)。 (用語) 「甲獣」 シンジュが森に住む虫っぽい巨大生物達。 あまり虫に見えないものも稀にいますが深く気にしない事です。 レヴィセンスというエネルギーを操る力があります。 「恐獣」 トカゲっぽいうたかたの里に住む巨大生物達。 こちらもトカゲっぽく見えないものがかなりいますが深く気にしない事です。 パルムの乗るハイローのように不思議な力を持つようです。 「レヴィセンス」 甲獣達が体から放っている光はこれです。 これを放つ事で空を飛んだり、これを塊状にして敵にぶつける事で 敵を追い払ったりする事ができます。 (キンイロや敵甲獣の放つ通常弾は全てこれだと思われます) 人間にとっては猛毒で、大量に浴びると命にかかわります。 そのため、甲獣達がうろうろしているシンジュが森に立ち入る事は 自殺行為と言えます。 「サクレツの実」(レコのボンバー) 投げつけると大爆発を起こす危険な木の実です。 ザコの甲獣や恐獣を大抵一撃で吹き飛ばしてしまう程の火力を持ちます。 レコはこれを投げるのが趣味だそうです。危険過ぎます。 350 :虫姫さまふたり(レコ編):2007/11/22(木) 23 51 58 ID HpH822TE0 このゲーム、難易度が3種類ありますが、 どの難易度でも全く同じストーリーです。分岐とかマルチエンディングとかは全くありません。 プレイヤーキャラクターはレコとパルムがいますが、 ストーリーの大筋は同じで、視点が違うだけです。 (同じストーリーでもキャラクターによって重視するポイントが違う ので、若干違って見えるかもしれませんが) 私がクリアしたのはレコの方なのでレコサイドのストーリー を語っていきます。明日以降に。 359 :虫姫さまふたり(レコ編1面):2007/11/23(金) 23 33 04 ID veiF46MQ0 1面 1面は野良恐獣との戦いです。 (最初の面だけあってさすがに難易度は低いです。) レコ「パルムの後を追って森を抜けたらね、 見慣れない甲獣たちがい~っぱいなの、何故?どうして島が浮いてるの? 森の外って広いんだな、レコ、とっても感動したよぉ。 うわっ!襲って来たぁ。やっぱりまた戦わないといけないのね。」 レコは恐獣を見たことがないので「見慣れない甲獣」と思っていますが、 甲獣ではなく恐獣です。 (ステージ開始時の台詞) レコ「すご~い、島が浮いてるよぅ!(棒読み)」or「この子たちも甲獣なの?(棒読み)」 ボスは恐獣王ザウーガ・テイラです。 「恐獣王」というわりにはさほど強くありません。 ぱっと見は巨大なティラノサウルスですが、口から火を吐いたりします。 頭の皮膚と肉が全て吹き飛び、頭だけ骸骨のようになってもなお闘争心を失わない、 本当に生き物なのかこいつは、と問いたくなる化物です。 (ボス出現時の台詞) レコ「キャッ!ビックリした~。(棒読み)」 自分より遥かに巨大な化物を目の前にしても「ビックリした」で済ませる 天然(元)お姫様のレコ。 ステージクリア後の絵は「寝ているパルムをそっと見つめるレコ」です。 一文字も文字が出ないため推測でしかありませんが、 この絵はパルムとレコが始めてあった時のシーンではないかと思います。(参照 326) 絵はパルムでクリアしても全く同じものが出ます。 370 :虫姫さまふたり(レコ編2面):2007/11/24(土) 23 27 53 ID VE2cI3Yq0 2面 2面は野良海獣との戦いです。 (敵の数、弾数共に1面よりも激増しますが、撃破すると画面上の敵の弾が 全て消滅する敵が結構いるのでそれを利用して戦いましょう) レコ「冷たくってまん丸で不思議なの、これが雪なんだね。 はじめて見たけど、海ってこんなに広いのね。 敵もまた襲ってくるけど耐えなくっちゃ。 だって、私がパルムの故郷を救ってあげないといけないんだから。」 生まれて初めて海と雪を見たレコ。 「海獣」っていうのは多分「海の恐獣」という程度の意味だと思います。 (ステージ開始時の台詞) 「これが雪ぃ?初めてみたぁ。(棒読み)」or「「うわぁ寒ぅうぃ、なんなのここ?(棒読み)」 ボスは海獣王ダーゴ・ガウマリン(第1形態)&ディオーラ・イーガ(第2、第3形態)です。 1面ボスザウーガ・テイラよりも遥かに手強いですが、 この先の凶悪きわまるボス達よりはずっと弱いです。 第1形態の体力ゲージを0にするとダーゴ・ガウマリンは爆発し その下からディオーラ・イーガが姿を現します。 最初は同じ敵だと思ってました。 (ボス出現時の台詞) 「うわっ!キンイロっ避けてっ!(やっぱり棒読み)」 ステージクリア後の絵は「雪合戦をして遊ぶレコとパルム」です。 凄い勢いで二人の親密さが増していることが想像できる微笑ましい絵です。 やはりパルムでクリアしたときも同じ絵のはずです。 371 :虫姫さまふたり(レコ編3面):2007/11/24(土) 23 47 44 ID VE2cI3Yq0 3面 3面はレコの制御を離れてシンジュが森から逃げ出した甲獣達との戦いです。 (敵の数、弾の数はさらに激増します。ぶっちゃけた話この面が壁となって先に進めないというケースも あります。1面、2面が何かのジョークだったんじゃないかと思えるほど難しいです) レコ「パルムはアキに似ているね。 私、そのアキとね、戦わなくちゃならなくなって……。 200年の風習、避けられなかったの、アキの望みだったの。 とても悲しかったんだけど、泣いていられないって アキに代わって森を護っていかないといけなかったんだ。 この甲獣たち…留守にしたからバチが当たったのかな? でもパルムも守ってあげたいって思ったんだ。」 レコがシンジュが森を決して出る事ができない理由がこの面で明らかになります。 暴れだした甲獣はキンイロが問答無用で抹殺するのがお約束なのかもしれません。 (ステージ開始時の台詞) 「あれっ?なんでここにいるのぅ?(棒読み)」or「この子たちっ!シンジュが森の!?(驚いているつもりが棒読み)」 ボスは甲獣デニタクス・デニタクスです。 超巨大な蜘蛛といった所です。形態が変わるたびに攻撃は激しくなります。 1面、2面ボスとは比較にならない鬼のような強さを誇ります。50回ぐらい殺されてください。 こいつに楽に勝てるようになればこの先ある程度光明が見えます。 ボス出現時の台詞 「シンジュが森に帰ってよぉ!」 ステージクリア時の絵は珍しく悲しげなレコとその顔を見つめるパルムです。 永遠に森から出る事ができない宿命を思い知らされたレコの苦悩がよく分かる絵です。 むしむしうにゃーとか言ってた頃が懐かしいぐらいシリアスな話になりましたね。 376 :虫姫さまふたり(レコ編3面補足):2007/11/24(土) 23 56 24 ID VE2cI3Yq0 書き忘れていました。 ゲーム中で敵にやられると叫びながら墜落してしまうのですが、 その時の台詞が3面以降変わります(パルムも変わります)。 1,2面(死亡時)「きゃぁああああ・・・」(復活)「レコ、負けないもん!」 3面以降(死亡時)「パルムぅううう!」(復活)「パルムに笑われちゃうよぉ」 レコのパルムに対する好感度が変化したことをよく現していると思うので 書いておきます。 377 :虫姫さまふたり(レコ編4面):2007/11/25(日) 10 54 07 ID k4h+hk270 4面 4面はレコの制御を離れて人間の町を占領してしまった甲獣達との戦いです。 (敵の数、敵の弾はさらに増え、弾の速度もさらに凶悪に速くなっていきます。 強力な大ザコや中型ザコの大群が次々と押し寄せ、その難易度は3面を遥かに超えます) レコ「みんな、もう止めてぇ!無駄な殺し合いなんてしたくないのにっ! 前にホシフリの里の長老が教えてくれた 数百年前に君臨した漆黒の甲獣王ってクロガネの事? まさかっ子孫なの? でもね、私だって神様なんだからっ!許さないんだから。」 初めて人間の町が舞台となるステージです。 甲獣達に完全に占拠されていて人影はどこにもありません。 なお、ホシフリの里とは、レコが神様になる前に住んでいた人間の町の名前です。 (ステージ開始時の台詞) 「みんなっ!やめてよぉ!(棒読み)」or「まさかっ、クロガネの仕業なの?(棒読み)」 ボスはクロガネこと甲獣ベラクラセス・ゴフォンです。 見た目は超巨大な黒いカブトムシです。 無茶苦茶強いですが、ここまで来る事ができたプレイヤーなら必ず勝てます。 自分を信じて150回ぐらい殺されてください。 レコはこの甲獣の事を「クロガネ」と呼びます。ちなみに、レコの乗るキンイロ とクロガネは犬猿の仲だそうです。 (ボス出現時の台詞) 「やめなさいっクロガネっ!(怒)」 ステージクリア時の絵は鬼ごっこ(?)をするレコとパルムです。 前ステージで見せた悲しげな様子はとりあえず見られないようです。 あとは最終面とエンディングだけなのでもうしばらくお付き合い下さい。 378 :虫姫さまふたり(レコ編5面):2007/11/25(日) 11 37 36 ID k4h+hk270 補足:4面はうたかたの里です。 5面 ラストは女王ラーサの宮殿でうたかたの里の軍隊と戦います。 (敵の数、敵の弾数はさらに激増します。悪夢のような弾幕地獄で溺死してください。 また、中ボス撃破後にラーサ親衛隊が現れだしてからはその難易度はさらに上昇します。 悪夢どころか地獄としか言いようがありません。 ちなみに、私はノーコンティニューで女王親衛隊の所までたどり着くのに 4面までノーコンティニューで行けるにもかかわらず1ヶ月かかりました。 女王親衛隊出現からラスボスまで行くまでさらに1ヶ月が必要でしたが) レコ「パルムが泣きながら教えてくれた、パルムはアキの弟だった。 悲しいけど私騙されていたのね。でも私はパルムを責められない。 パルムのお母さんだってきっといい人よ。アキの事とっても好きだったのね。 パルムっ、ちょっと怖いけど私、お母さんに会ってみる。」 出現するほぼ全ての敵に人間が乗っています。文字通り軍隊ですね。 ラーサ親衛隊はほぼ全員がラーサの子供、つまりパルムの兄弟らしいです。 (ステージ開始時の台詞) 「ここが、噂の神殿…なのね。(棒読み)」or「ここにいるの、パルムの仲間…?(棒読み)」 (ラーサ親衛隊出現時の台詞) 「待って、パルムの兄弟なんでしょ!(棒読み)」 ラスボスは女王ラーサを乗せた最凶獣ドラガンエンペリオン及び最終形態ドラガンエンペリオントゥルーです。 最も難しい難易度(難易度ウルトラ)の場合のみドラガンエンペリオントゥルー撃破後女王ラーサ が単独で襲い掛かってきますが、ただひたすら強いだけで倒してもストーリーに変化はありません。 ボスの名前は「虐狂の鬼死母神ラーサ」となります。 もうアホかと馬鹿かととしか言いようがない超強敵です。 1コインでラスボスにたどり着けるようになるまでにもろもろ込みで半年ぐらいかかりましたが、 ラスボスを撃破するのだけでさらに1ヶ月かかりました(今この記事を書くために久しぶりに やり直していますが、勝てなくなってました)。 その圧倒的な強さの秘密は体力の高さだと思います。4面のボスまではいざとなったら ボムのゴリ押しで何とか倒せますが、ドラガンエンペリオンはあまりにも体力が高すぎるため ボムでゴリ押ししようとしても無駄無駄ァ!!です。 虐狂の鬼死母神ラーサって誰ですか? (ボス出現時の台詞) ラーサ「私(ワタクシ)の、私(ワタクシ)の可愛いアキを、よくもぉっ!」 レコ「私だって…アキが死ぬなんて…(棒読み)」 ラーサ「ダマれ!このガキがぁっ!」 (ドラガンエンペリオントゥルーに変化後の台詞) ラーサ「森の毒でパルムもおしまいだ!この厄病神めがっ。」 他にはもっと台詞がありますがストーリーとは関係ないので書きません。 379 :虫姫さまふたり(レコ編エンディング):2007/11/25(日) 11 59 17 ID k4h+hk270 ラーサを倒したものの、パルムが突然倒れてしまいます。 パルムは既にかつてのレコのようにレヴィセンスを浴びすぎていたのです。 ( 326参照。パルムが倒れていたのはレヴィセンスを浴びすぎたためだと思われます。) うろたえるレコの前に死んだはずのアキが姿を見せます。 アキはレコの身につけているブレスレットの片方をパルムにつけるように、とレコに言います。 ブレスレットの力で体の中のレヴィセンスが無毒化され、パルムは目を覚まします。 レコはパルムに「一人は寂しいから一緒にシンジュが森で暮らしてくれないか」とお願いします。 パルムは喜んで首を縦に振るのでした。 その様子を嬉しそうに見つめるアキ。 (パルムが首を縦に振るまでの葛藤等はパルム編エンディングで見られるようです。 詳しい事は他の人にお任せしますが) 380 :虫姫さまふたり(レコ編):2007/11/25(日) 12 06 53 ID k4h+hk270 虫姫さまふたり レコがわのストーリーは以上です。 382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/25(日) 13 49 09 ID bV+vtAh60 379 乙です 最後に登場したアキは幽霊なんですか? 394 :虫姫さまふたり:2007/11/25(日) 20 54 28 ID k4h+hk270 382 アキは幽霊だと思います(レヴィセンスに溶け込んで生きているとも言っていたはずですが幽霊みたいなもんですよね)。 レコの目の前で消えていく描写がありましたし。
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効果モンスター 星4/水属性/昆虫族/攻1300/守1800 このカードが召喚に成功した時、 使用していないモンスターカードゾーンを1ヵ所指定して発動する。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 指定したモンスターカードゾーンは使用できない。 DT内でも比較的弱い部類に入る氷結界において全く使われることのないカードである。 元々スピードデュエル専用の効果とはいえ高々一か所メインモンスターゾーン(以下MMZ)を潰す程度屁でもないのは明白である。 その奇怪な見た目も相まって何故か氷結界に住んでるだけの枠つぶしの害虫という見方が一般的な不憫な屑カードだが使い道はあるのだろうか? が、その恐ろしい見た目としょうもない効果こそがヒントだったのだ。これを満たすテーマ、【おジャマ】にてこのカードは輝くのだ。 星4の割にしょぼい攻撃力もおジャマカントリーにて守備力と変動が可能であり、何よりMMZを潰す効果はまさにおジャマにうってつけというわけだ。 別にMMZを潰すなら地盤沈下で充分という考えもあるが、永続魔法はサーチが面倒である。その点麻酔虫は氷結界の紋章という超万能サーチにて即座に手札に加えられるのだ。 何よりメインデッキに入り、出すだけで即効果起動するMMZ潰しは遊戯王史上このカードだけなのだ! 実はこの虫以外にも【氷結界】そのものが【おジャマ】と相性が良いのだ。 守備ばかり高い守護陣や御庭番はカントリーにピッタリであり、相手の攻撃力200以上は殴れず対象耐性をもつロックが作れるのだ。 簡単におジャマ3兄弟が並ぶ為、本来テーマ内で使い辛いトリシュやブリュもこれまた簡単に出せる。 そんな展開力の高いおジャマならおジャマエンペラーやスカルデットといった下にリンク先を3つ持つカードを出せ、パケットリンクにて氷結界モンスターを一気に並べられるのだ。 スカルデットの展開補助効果も並べ辛い氷結界にマッチしており、スカルデットの上に向いたマーカーは麻酔虫で塞げば全く無駄がない。 おジャマジック・おジャマカントリー・融合・麻酔虫or紋章さえあれば先行でMMZを4つ閉鎖することが可能であり、上記全てサーチ可能というのは大きな利点といえよう。 何より、仮に地盤沈下とおジャマキングによる先行ロックが敷けたとしてそれで相手は楽しいだろうか?EXモンスターによる除去の蔓延する現代においてそのようなロックなぞ相手と禍根が残るだけである。 それに比べ4つのMMZ封鎖なら融合・リンクモンスターの存在もあり勝ち筋が存在するのだ。ブラロやビュートの簡単リセットの心配はなく、相手にデュエルの工夫を強いる。これぞロックの醍醐味といえよう。 ブラホ等による簡単リセットを喰らう心配は、氷結界によるロックにて封じるのでじっくりとした決闘が可能となるのだ。 見目麗しいメインと強いEXカードを持ちながらテーマ内では噛み合わず、ストーリーにて内部分裂や全ての元凶という悪役を担がされた氷結界。 その中でいの一番に捨てられた麻酔虫こそが冷え切った氷結界の和平とおジャマとの共存の架け橋になりえたのだ。 是非決闘者の諸君もキモい害虫と軽んじず、この平和の象徴たる氷結界に住む益虫を使用した氷結界とおジャマのコラボ【氷結ロック】にて新年を彩って欲しい。 15スレ目 753名も無き決闘者 (ワッチョイ 1a54-SQXE)2019/01/01(火) 12 07 32.70ID 3wqMj2gf0 Tag:【おジャマ】 【ロック】 【氷結ロック】 【氷結界】 正当評価 決闘を楽しむ
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174 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 23 00 48 ID ??? FHサイドのPCをやったら、GMが寝返らせてくれなかったことはある。 敵が敵なりの正義を持っており、小の虫を殺して大の虫を殺す精神だったので、 PC側が必死に寝返る理由を作っても、 「いえ、それは敵がこの街に被害を出さないために行ったことです」 「いえ、それは事故です。事故で死に掛けたあなたの命を助けるためにやむを得ずやりました」 とか完全否定。 結局、経験点前借して「ヴァイタルアップ」取得してボスになった。 盛り上がりはしたが、事故だったなぁ、あれ。 175 名前:174[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 23 03 09 ID ??? あ、まちがえた。 大の虫を生かす精神だ。殺してどうする。 176 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 23 06 50 ID ??? もう残りのPC全員で結託してFHの側につけばよかったんじゃないか? 177 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 23 11 19 ID ??? 174 それは単に小ざかしい理屈こねて裏切りに自己正当化を図ろうとするから駄目なんじゃね 178 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/26(金) 00 04 08 ID ??? 174-175 大の虫も殺したままでジェノサイドしちゃえよ 179 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/26(金) 01 43 48 ID ??? 小の虫が生かせないのならば、大の虫も殺す。 これぞ平等、これぞ公平、まさに正義。 181 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/02/26(金) 02 33 09 ID ??? ゼツメツ!ゼツメツ! スレ252
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「うあっ!酷い仏さんですね。」 陽が落ちても澱んだ暑さが残る夜、○△県警南丘署の刑事、伊岡康太巡査部長は一通り事件現場の周りを巡ってから戻ると 26才という年齢よりやや幼く見える顔を歪ませてそう漏らした。 彼の視線の先には鑑識の青服が数人、そしてその足元に無惨な女の遺体があった。 彼女はぼろきれと化した真っ赤に血に染まったスーツを纏い、その中の肢体は胸から腹までぐちゃぐちゃに裂かれている。 そして顔に苦悶の表情を張り付かせたまま息絶えていた。 「鑑識がガイシャのバッグの中から持ってきてくれた。」 伊岡にそういって免許証を手渡したのは吉永功治警部補、彼の上司に当たり、捜査に当たってはペアを組む刑事だ。 免許証には清楚な印象を受ける美人の写真が貼られている。 凄惨な死顔と見比べるとだいぶ印象は異なるが、目の前に転がっている女性の生前の容貌だった。 「『村沢 秋絵』ですね、すぐに本部に問い合わせてみます。」 その時、伊岡の首筋にチクッと痛みが走った。 手で叩いてみたが掌には何もついていない。 (虫かな?めっきり暑くなったからな。) 気にも留めずに彼は県警本部に連絡を取るためパトカーに向かった。 翌朝、管内での殺人事件の発生を受けた南丘署では近隣の署からの応援や県警本部から派遣された刑事たちでごった返していた。 その喧騒の間を事件現場周辺での聞き込みを終えた後、捜査会議に出席していた伊岡が割って通る。 通り過ぎた受付ロビーのテレビがちょうど彼らが追っている殺人事件のニュースを流していた。 『事件は本日午前2時30分頃に発生しました。 通りかかった新聞配達員のバイクが道路の真ん中で蹲った人影を目撃し、ブレーキをかけた瞬間にヘッドライトの 焦点がその人影に合わさりました。。 その瞬間、人影は倒れこんだもう一人の人物に覆いかぶさるような体勢をとっていたといいます。 そしてライトに照らし出された人影の身体は真っ赤な返り血で染まっており、新聞配達員が悲鳴を上げるとそのまま走り去りました。 後に残されたのは無惨な女性の遺体だけでした。』 近隣の署も含めて非常警戒を取り、検問を張ったがまだ容疑者の足取りは掴めていない。 被害者の身元がすぐわかったから交友関係を通して容疑者が浮かぶかもしれないが、長丁場の事件になるだろうと伊岡は感じていた。 もちろん昨晩夜勤だった彼もそのまま今日も勤務につくことになる。 それどころか家に帰れるのがいつになるのかもはっきりとしないため、彼はトイレに抜け出したついでに私物の携帯電話で 妻にメールを送ることにした。 『涼香(りょうか)、おはよう。知っていると思うけど僕の署の管内で殺人事件があった。当分家に帰れそうにないや。 家の戸締りとか火の始末に気をつけてね。それじゃあね、可愛い涼香。』 涼香とは康太の妻の名だ。年齢は彼より2才上の28才、隣の市にある西里警察署の地域課に勤めている巡査部長の婦警である。 彼らは同じ警察署に配属されていた際に知り合い、2年前に結婚した。 170cmほどのやや小柄な康太とほぼ同じ身長を持ち、スタイルの良い肢体を鍛え上げて空手、剣道、合気道で段位を取った涼香は 年齢が上であることもあり、すっかり康太を引っ張る姉さん女房となっていた。 少し子供っぽい所がある康太も家では彼女に甘え、まだ子はいないが彼らは幸せな夫婦生活を送っていた。 午前中一杯を被害者の知人に対する聞き込みで費やし、午後2時過ぎに署に戻った伊岡。 彼は少し遅い昼休みをとることにして、ロッカーから私物の携帯を取り出す。 画面には新着メールを告げる表示が点滅していた。 『お疲れさまだねコータ!うん、寂しいけど我慢するよ~。毎日アタシが勤務に出かける時に南丘署に寄って お弁当と着替えを持っていってあげるね。ガンバレ、コータ!』 凛とした婦警の仮面の影に隠れた夫だけに見せる"女の子"の涼香が送ってきたメールは絵文字が多用された可愛らしいものだった。 その文面を見て笑顔を浮かべる伊岡。 (可愛いな~涼香。ホントに可愛いよー!。――食べちゃいたいくらいに愛してるよ 涼香――) その心に僅かな邪念が生みだされた。 「えー、というわけであり捜査本部としては被害者『村沢秋絵』の離婚した夫『福田義敏』を重要参考人としたい。 各員は福田義敏の身柄の確保、また逮捕状請求に足る証拠を見つけ出すことに全力を尽くすこと。以上、解散!」 捜査本部長の言葉を受け、会議室に集まった捜査員達が一斉に立ち上がって思い思いに部屋を後にする。 その中に伊岡康太の姿もあった。 事件発生から4日目の朝の捜査会議。 被害者の友人、現場周辺の目撃情報の聞き込みの結果、事件が起きた夜、被害者と前の夫の福田が一緒にいたことは 確定的であると思われている。 事件後、福田は勤め先に出社しておらず一人暮らしをしているアパートにも帰った形跡は無い。 彼を重要参考人にするには充分な理由だった。 伊岡は浮かない顔をしながら廊下を歩いている。 彼が被害者、そして福田の知人へ聞き込みをした限りでは福田はとても村沢を殺すような男には思えなかった。 福田と村沢は合コンで知り合い、大恋愛の末あっという間に結婚した。彼らが共に25才のときだ。 だが結婚生活は1年で終わり、彼らが離婚してから既に4年が経っている。 離婚の原因は些細な性格の不一致だったらしい。 しかし彼らは離婚してからも交友は保ち、むしろ親友のようにこの4年間を過ごしてきたのだという。 知人らの話だと『生涯の伴侶とする事は出来ないが、共に時間を過ごすのには最良の相手』と互いを認め合っていたらしい。 彼には彼らの関係が理解できた。 彼も涼香と結婚をし、同居を始めた当時に恋愛関係だった頃には気づかなかった彼女に対する様々な不満を感じた。 次第に一人で過ごすことに慣れていた自分のアパートの部屋に妻という他の人間がいることにすら鬱屈を感じ始めた。 その不満を解消したのが新居への引越し、そして涼香が持つ深い母性だった。 ある時に自分の全てをさらけ出して鬱屈を爆発させた康太に、彼女は彼の良いところも悪いところも全て認めて それを受け入れてくれた。 彼女の慈愛に満ちた心に触れ、康太は自分の心の全てを彼女に委ねることにした。 涼香も康太に尽くしてあげたいと思うことで依存し、そうしてよき夫婦関係を成り立たせることに成功した。 ちょっと間違っていれば自分達も福田と村沢、いや、もっと酷い関係になってしまったかもしれない。 そう思う康太は福田と自分を照らし合わせ、彼に思わず親密さのようなものさえ感じてしまっていた。 刑事課の自分のデスクに戻った伊岡。 彼と、一緒にペアを組む吉永刑事は今は署での待機を命じられていた。 電話番、そして応援が必要になった場合の予備要員だ。 伊岡は心ここにあらずという雰囲気で椅子に腰を下ろす。 もう時刻は昼を回っている、彼は愛妻弁当の包みを解いてそれに箸をつけた 彼がそのような状態であるもう一つの理由、それは今彼が妻である涼香に抱いてしまっている感情だった。 この4日間、彼女は毎日3つのお弁当と洗い立ての着替えを持って署を訪れていた。 顔見知りの署員も多い彼女は刑事課まで入ることが出来、食べ終わったお弁当や汚れ物を集めて代わりを置いて行った。 捜査で外出することが多かった彼は一度も会えなかったが、給湯室の冷蔵庫に入れられた弁当箱、そして綺麗に畳まれて ロッカーの中に置かれた着替えでその愛情を感じられた。 特にワイシャツの胸ポケットに毎回差し込まれているメッセージカード。 その涼香が書いた応援の言葉を読みながら弁当を口にする時、彼は疲れを忘れることが出来た。 嬉しさ、そして彼女に会えない寂しさを感じる彼の心。 康太の好みに合った、そして栄養のバランスの取れたおかずとご飯が詰まった弁当を口にしながら (おいしいなー!涼香のお弁当。家での手料理もいいけど、お弁当だと愛情がぎっしり詰まっている気がして おいしさが更に増しちゃうなー。この鳥の手羽先のから揚げジューシーでおいしい! ――これを作った涼香の細い指もおいしいだろうなー。――) 素直な感想、それに混ざる邪な欲望。 「いけない、またなに変なことを考えているんだっ。」 慌てて首を振って心に湧いた邪念を払おうとする康太。 彼はこの4日間、涼香のことを想うたびに胸に湧き出る――愛する彼女を喰いたい――という禁断の食欲に悩まされていた。 自分が欲求不満に陥っているのかと思い、大人としてはあるまじき行為であるがトイレの個室に隠れて 妻の裸体を頭に浮かべながら自慰をしてみた。しかし全く欲望は解消されない。 むしろその裸体を思い浮かべたことでさらに食欲が湧いてしまっていた。 「おいっ!伊岡!聞いてるのか!?」 吉永刑事の怒声で伊岡刑事は我に帰る。 「今、聞き込みに出ている中西たちから連絡があった。大通り沿いのビジネスホテルに福田らしき人物が宿泊しているようだ。 すぐ現場に向かうぞ!」 そう言い放って部屋を出て行く吉永を慌てて追う伊岡。 ホテルの部屋に押しかけた刑事たちに任意同行を求められた福田は抵抗もなく素直に応じた。 署に連れて来られ、取調べが始まると彼はすぐに『村沢秋絵』を殺したことを認めた。 ぽつりぽつりとベテラン刑事の言葉に応じる福田からは動機、そして司法解剖の結果『まるで獣に噛み千切られたような』 被害者の傷跡に合致する未発見の凶器についての自白も今日中にはするように思えた。 「伊岡、お前はもう帰れ!」 夕暮れ時、重要参考人を確保し、順調に取り調べが進んでいることでホッとした空気が流れる刑事課。 伊岡はそこで課長の永瀬警部にそう告げられた。 「い、いや、まだ聞き込みのまとめが――」 「いいんだよ。明日、あらかた自白が取れてから聞き込みと照合すればいいだろう。 それにお前酷い顔をしているぞ。若い者がほんの数日署に泊まってそれじゃあだらしねえなぁ。 いいから家帰って可愛いかみさんに思いっきり甘えて来いよ。」 かつて、他の署で上司を務めていたため涼香のことを知っている永瀬は無精ひげを生やした顔に笑みを浮かべて そう囃すように言った。 自宅の最寄り駅を出た頃にはあたりはすっかり暗くなっていた。 伊岡は荒い息をつきながら家路を歩いていた。 (涼香……僕、どうしちゃったんだろう?おかしいよ、僕の心。) 涼香に久しぶりに会える喜び、それとともにどす黒い食欲が胸の中一杯に広がり続けていた。 (何でこんな変な欲望を涼香に……そういえば現場であの虫に刺されて時からだ、こんな欲望を抱くようになったのは。) ふと、この欲望の原因に思い当たった康太。 (び、病気かな?うん、家に帰ったら涼香に話して病院に連れて行ってもらおう。今の僕じゃとても車は運転できそうにないし。 ――涼香のハンドルを握る腕、筋肉の歯応えがあっておいしいだろうな。――) 「うああぁぁっ!」 一際強い欲望に恐怖を感じ、頭を腕で覆うようにして蹲る康太。 しばらくして立ち上がった彼はふらふらと家に続く道を歩いていく。 『ええ、刑事さん。私は秋絵の事を愛していました。彼女と離婚したのは私の我慢が足らなかったせいです。彼女は悪くありません。 彼女とは離婚してからも週に1度は会って、食事を共にして色んなことを話していました。 彼女と共に過ごす時間は楽しく、安心出来るものでした。 虫の話はしましたよね。 はい、事件の1週間ぐらい前にチクッと刺されて驚いた虫です。 そんな精神状態で私は秋絵に会ってしまったのです。 この前、彼女を殺してしまった日もいつもと同じように食事を共にし、翌日が2人とも休日だったこともあって幾軒かの 飲み屋やバーをはしごしました。 彼女はだいぶ酔っていて、車道にふらふらと飛び出す度に私が手をとって歩道に戻していました。 何度目かに手を取って引っ張ったときに、勢いが良すぎたのか彼女を思わず抱いてしまう体勢になってしまったのです。 その時、彼女は下からアルコールに浮かされた瞳で私を見上げてこう言ったのです。 「ねぇ、今晩このままあなたの家に行っていい?」 彼女は夫婦から友人に戻った私たちの関係、それを今度は逆方向に越えようという言葉を投げかけてきたのです。 愛らしい彼女の顔立ち、身体に密着したその身体、そしてその声。 耐え切れなくなった私は愛する秋絵の身体に噛み付き、そのまま勢いよく肉を千切りました。 』 風呂から上り、髪を乾かし終えた伊岡涼香はソファに座ってファッション雑誌を読んでいた。 彼女の気分は浮き立つようだった。夕方に夫の康太が今晩は帰宅するとメールを送ってきたのだ。 それを読んだ彼女は腕によりをかけて可愛い夫を迎える晩餐の支度を整えた。 手の込んだ料理はあとは盛り付けるだけの状態で鍋や冷蔵庫に仕舞われている。 (ちょっと作りすぎちゃったかな~?そういえばコータ、ストレスがもろに胃腸にくるタイプだし……食欲あるかなぁ?) 漫画本から視線を上げ、台所を見ながら涼香はふと思った。 (あっ、でもお弁当は毎食きちんと食べてくれていたし大丈夫かな?もし食べ切れなくても、またお弁当のおかずに しちゃえばいいし。) 涼香は雑誌に目を向けながら、どの料理にどう手を加えたらお弁当にふさわしいおかずに再生できるか考える。 その時、チャイムの音が部屋に響いた。 「はーい!」 白のTシャツに綿のハーフパンツという飾り気の無い格好の涼香は立ち上がると玄関に急ぐ。 覗き穴から外を見ると、ドアの前には顔を俯かせた康太の姿があった。 「今、開けるね!」 夫にそう呼びかけて彼女は鍵を外して扉を開く。 そうして涼香は愛する夫と4日ぶりの再会を果たした。 「お帰りなさい、コータ!」 満面の笑顔で夫を迎える涼香。 だが康太は俯いたまま顔を上げない。 そんな夫に訝しげに涼香は問いかける。 「コータ、大丈夫?具合でも悪いの?」 妻の言葉に応じるように康太はゆっくりと顔を上げた。 その顔は精神が抜き取られたような虚ろなものだった。 夫の変貌に思わず口に手をやって驚く涼香。 「…に…逃げて……りょ…うか……」 そんな彼女に、康太は僅かに光を残した瞳を向けて震える口で言葉を紡ぐ。 そのまま前に崩れ落ちる彼の身体。涼香は慌てて夫を抱きとめる。 「コータっ!?大丈夫?しっかりして!どうしたの!?」 涼香は力を失った夫の身体を抱きながら彼に呼びかける。 「ねぇ、コータ!えっ!?アギギイイイイィィィッ!」 その時、扉が閉まる音と共に康太は顔を押し付けた妻の胸に噛み付いた。 鋭く尖るように変貌した彼の歯、強靭さを持ったその筋肉はいとも簡単にシャツの布地ごと肉を喰い千切る。 涼香は乳房を噛み千切られる痛みに絶叫した。 必死に彼女は夫、今はそれとは違う何かに変貌してしまった康太から離れようともがいて身体を離す。 「アグッ!」 床にそのまま倒れこんだ涼香。その左の胸のふくらみは半ば失われ、流れ出た血でTシャツが赤く染まっていく。 「アギィッ!……こ、こーた、どうし…ちゃったの?……何でこんな酷いことを……?」 凛とした美貌を痛みで歪めて涙を流しながら康太に問いかける。 くちゃくちゃと音を立てて愛する妻の乳房を咀嚼する彼は、虚ろな顔にぞっとするような笑みを浮かべて答えた。 「それはね、涼香の事が大好きだからだよ。その綺麗な身体を食べちゃいたいくらいに愛しているからだよ。」 呆然とする涼香、その左手首を康太は掴んで強引に持ち上げる。 「痛ッ!ギィイイィッ!」 欲望に囚われ、今までの数倍もの腕力をもった康太に持ち上げられて涼香の左肩が妙な音を立てた。 「あれ、脱臼しちゃった?手荒にしちゃってゴメンね涼香。」 そう謝りながら彼は、頬まで裂けた口唇を開いて妻の左手に噛み付いた。 「ヒギイイィィィアアアァァァッッ!」 手首から先を夫の口に飲み込まれて噛み千切られた涼香の左腕。 再び床に転がった彼女は信じられない痛みにのた打ち回る。 手首の断面から吹き出すような血が廊下のフローリングを覆っていく。 「涼香の指、しなやかな歯応えでおいしいよ。」 拳銃の引き金を引き、キーボードを軽やかに打って婦警の仕事をこなしていた妻の指を康太は味わう。 彼女は恐るべき存在と化した夫から逃れようと傷ついた身体で必死に床を這う。 せめて居間の電話機、机の上にある携帯電話までたどり着けば助けを呼べる。 人々の安全を守る婦警、少し子供っぽいところのある夫を支える凛とした妻ではなく、ただの暴虐に晒される 無力な女と化した彼女はそう思いながら血を流し続ける身体を動かす。 カコンッ! その涼香の目の前の床に何か硬いものが落ちてきた。 「あぁ……」 「涼香にいつも注意されるけど食事のマナーが悪くてゴメンね。でもちょっとそれ硬すぎて噛み難いんだもん。」 断ち切られ醜く変形したその正体は彼女の左の薬指に嵌められていた愛の証、結婚指輪だった。 左手を飲み込み終わり、指輪を吐き出した康太。 その視線はうつ伏せで身体を這わせる涼香、その突き出された尻に向けられた。 彼は妻の下半身に覆いかぶさるように屈みこみ、その引き締まったヒップにかぶり付いた。 「ギィィイイイヤヤアアアアァァァッッッ!」 康太は絶叫をBGMに筋繊維と脂肪の割合で素晴らしい歯応えをもたらす尻肉を口にする。 「うん?」 その赤く染まった顔を血ではない液体が汚す。 痛み、そして尻の肉を半ば失ったことで麻痺してしまった涼香の括約筋。 その結果彼女の膀胱から尿が漏れ出したのだ。 「血もおいしいけど、涼香のおしっこもしょっぱくて味にアクセントがついていておいしいよ。」 床に零れた血と尿を啜りながら康太はそう感想を口にする。 「ギィァッ…ァ…ィ…うぐッ……アガッ!」 身体を失っていく喪失感、そして激痛で意識を朦朧とさせた涼香。 その身体を康太は無造作に仰向けにする。 自らの血で白い肌を赤く染めた涼香の肢体。その彼女が荒い息を付く度に揺れるお腹に彼の目が留まる。 そしてお臍の辺りに口を近づけると、一気にその滑らかな肌のラインに歯を立てた。 「アギャァァァアアアアァァァッッッ!」 悲鳴と共に湧き立つような血が彼の顔を汚す。 その血の向こう、鮮やかな赤色の臓物に彼はかぶり付いた。 「ギギギィィィイイイアアアアアァァァッッッ!」 腹の中をかき乱されるという信じられない事態に涼香は目を見開いて叫ぶ。 痛みが彼女の意思とは関係なく身体をばたつかせるが、強靭な康太の手からは逃れることが出来ない。 「犬食いでみっともなくてゴメンね涼香、でも涼香の内臓がおいしすぎるから我慢できないんだ。」 そんな彼女に顔を上げた康太が語りかける。 「ヒギアアアアァァァッッ!」 そして再び顔をお腹の裂け目に突き込まれた涼香が悲鳴を上げる。 耐え難い悲鳴、そして咀嚼音はその後長い時間に渡って部屋の中に響き続けた。 「……あ……う………ぁ……」 涼香は体内を噛み乱され、内臓の多くを失ったが鍛え上げられたその肉体はまだ命の火を灯している。 だが、血で赤く汚れた顔の地肌は蒼白なものと化し、すでに身動きする力も失われた彼女に死が目前まで迫っていた。 「太腿も喰い応えがあるよな~。それとも一風変わって脳味噌とかもおいしそうだね~。」 そんな妻を見下ろしながら康太は次に口をつける"おかず"に迷っていた。 その瞳が赤く裂けた涼香の左胸に留まったとき、彼はふと思い出した。 「そういえば涼香、内臓は痛みが激しいって、でも鮮度が良ければとってもおいしいって 家でホルモン焼いてくれた時に言ってたよね?」 彼女の身体に覆いかぶさって言葉を続ける康太。 「だから涼香が死んじゃう前に涼香の心臓頂いちゃうね。」 康太は妻の左胸を覗き込むように見つめる。 「…こ……う…た……」 康太はふと視線を外し、自分を呼びかける涼香の顔に瞳を移す。 「た…す……けて……こ…ぅ……た……」 顔を僅かに動かして夫を見つめる涼香と目が合う。 死が近づき意識が朦朧とした彼女の瞳には今の康太が自らの身体を貪る獣ではなく、愛すべき夫として映っていた。 力強くリードしてきた夫に逆に救いを求める涼香。 命の灯火が消えようとする今、普段の気の強さは彼女から完全に失われていた。 「うん、ありがとう涼香。こんなご馳走を用意してくれて、とってもおいしかったよ。」 数時間前、豪勢な夕飯を作っていた涼香がもっとも聞きたかった言葉を吐く康太。 そのまま消え入るような声を漏らす彼女の口唇に自分の口唇をそっと重ねる。 「これがメインディッシュかな?それじゃあ、新鮮な心臓を頂くね。」 「……い……たい……よ…ぉ………こ……ぅ…た……ギィアアアアァァッ!」 眉を寄せて弱々しい声を吐く涼香を無視して、彼は彼女の左胸に顔をうずめた。 そうして拍動を続ける涼香の心臓、それを周囲の太い血管ごと噛み千切る。 「ギヤァッ!」 涼香は一際甲高い悲鳴を上げるとその瞳の光を失った。 彼女は自らを喰う愛すべき康太の姿を見ながら息絶えたのだ。 数時間後、康太は自分の家の廊下で満足そうに眠っていた。 涼香の身体、そして飛び散った血すら彼は舐め尽して辺りには惨劇の痕跡は濃厚な血肉の香りしか残っていない。 そして腹を満たした康太は眠りについたのだ。 彼の首元、身体の中から肌を透き通るように現れた人には見えない小さな蛾のような虫が飛び立つ。 虫の名は「愛喰虫」、この卵を産みつけられた人間はその精神と身体を侵されて愛する者の血肉を 喰わずにはいられない欲望を宿し、獣のような強靭な肉体に身体を作り変えられる。 そうして摂取された血肉によって卵は孵化し、成虫となって宿主の身体を飛び出すのだ。 互いの愛を虫に貪られた康太と涼香の悲劇はこうして幕を閉じた。